フランス・ボルドーのボルドーモンテーニュ大学に留学された方の体験談をご紹介しています!
ボルドーモンテーニュ大学の留学在学期間、プログラムについて
フランスのボルドーにあるボルドーモンテーニュ大学(旧ボルドー第三大学)に2017年の9月から1年間、現在進行形で留学しています。大学では国際関係学部に所属しており、国際政治論、国際経済論を専攻しています。留学生はエラスムス生と呼ばれ、例外もありますが、基本的には所属する学部以外の授業や違う学年の授業も自由に取ることができます。
大学の特徴と留学先として選んだ理由
ボルドーモンテーニュ大学は歴史、語学系に強いです。どの授業も歴史に重きを置いているのが特徴で、図書館には歴史に関する本が豊富に貯蔵されています。また、ドイツ語やスペイン語などヨーロッパの言語はもちろん、日本語、韓国語などアジア系言語の学部もあり、外国語教育に力を入れているのを感じます。公立の大学なのでランキング等に関する話は聞いたことがありませんが、フランス国内のいたるところから生徒が来ています。外国語学部があるため留学生の受け入れにも積極的です。学費は年間で10万円かかりません。
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授業の様子や、クラスメートのプロフィール
授業の形式は大きくCMとTDの二つに分けられます。CMとは講堂や大きな教室で行われる大講義のことです。基本的には教授がパワーポイントとマイクを使って一方的に授業を行います。一方、TDは少人数授業を意味します。CMの授業で扱いきれなかった細かい部分を補足していきます。二十人に満たないほどの少人数で行われるので、ディスカッションやプレゼンテーションが多く盛り込まれていて、生徒の自主性が重んじられています。日本人もいますがかなり少数です。正規の授業を受けるためにCEFRのB2レベルが必要と言われていますが、そのレベルに到達するために大学の付属の語学学校に通っている日本人はたくさんいます。今年は四十人ほど来ているようです。
必要な語学力、宿題の量、成績の評価方法
授業はフランス語で行われます。英語や情報学を専門としている学生は英語で開講されるクラスを取ることが必須なようです。私はフランス語で授業を受けています。正規の授業を取るのにCEFRのB2レベルが必要なのですが、満たない場合は大学付属の語学学校にて語学力をつけることも可能です。宿題は思ったほどありません。ただ中間テストが1セメスターに2回、学期末テストが1回あるので定期的に勉強していないと単位をもらうのは非常に難しいです。評価方法はわかりやすく、3回のテストで20点満点中平均で10点以上とれれば合格です。授業にもよりますが良い成績をとるためにはその授業時間の2〜3倍の時間をかけて勉強する必要があります。大学の授業が始まるとフランス語自体を勉強する時間がなくなるので、留学を考えている方は日本で基礎固めを行っておく必要があると思います。
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学校・プログラムの良かった点、良くなかった点を教えてください。
ボルドーモンテーニュ大学はいわゆるマンモス大学です。いろいろな方面へ情熱を持った生徒たちが集まっており、刺激を受けられる環境だと思います。留学生であれば学部と学年の壁を超えて自由に授業を選択できることも魅力的です。ただし大学側から留学生に対して説明がいつも少ないので、何かわからないことがあればすぐに自分で事務室に聞きに行く必要があります。不満はほとんどありませんが、図書館の開館時間が日本の大学よりかなり短いのが気になります。それをのぞいたらこの大学にはとても満足しています。特に留学生としていきのであればなおさらお勧めできます。
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