パリに大学留学、語学留学をされる方で、はじめに思いつくのはソルボンヌ大学ではないでしょうか。
ソルボンヌ大学は1200年に開設された大学で、神学研究では最高峰とされ、多くの高位聖職者を排出した。
フランスのパリにある、中世ヨーロッパに起源をもつ大変歴史のある大学で、ヨーロッパでも最古の大学のうちの1つです。
それではソルボンヌ大学に留学された方の体験談をご紹介いたします。
ソルボンヌ大学の留学在学期間、飲食文化研究コースのプログラムについて
どうせ留学するなら花の都パリが良いと思い、2014年の9月からパリのソルボンヌ大学に留学をおこないました。
専攻は人気の飲食文化研究コースです。食べることと飲むことが大好きな私にとって、まさにうってつけのコースです。
入る前からどんなことを学ぶんだろう、どんな先生やチームメイトがいるのだろう…とワクワクで胸の高まりを抑えられませんでした。
なお、ソルボンヌ大学の地理学科にある飲食文化研究コースとは、2010年に新設された、飲食というテーマに特化した専攻コースです。
このコースは料理人を養成するものではなく、あくまで学問的に「飲食」というテーマを捉えることを目的としています。「飲食」を文化的に研究するというコースになります。
他にもソルボンヌ文学部付属にフランス語コースと、フランス文明講座もあり、そちらも人気
他にもソルボンヌ文学部付属にはフランス語コースがあり、こちらは1988年から開設されている歴史あるコースです。純粋なフランス語学習でしたらこちらを検討される方も多いと思います。
こちらお80名ものフランス語教員を抱え、毎年9000名もの留学生を受け入れているとされています。
なお、ソルボンヌには語学学習だけでなく、フランス文明講座もあるのが特徴です。校舎も2つあり、フランス語コースと文明講座のコースは校舎が分かれています。
語学学習も文法中心で授業で、正に王道のフランス語習得方法と言えるでしょう。
本気で勉強をしたいという方におすすめですが、フランス語レベルがある程度あるほうが授業にはついていきやすいと言われています。
ソルボンヌ大学の特徴と留学先として選んだ理由
フランスのパリには幾つかの素敵な大学がありますが、ソルボンヌ大学はインスタ映えまちがいなしの美しいキャンパスが特徴的です。
中庭からは王女さまが住んでいそうな、美しい建物が見えます。
パリ留学と聞くと「高いのでは?」と嫌がる人も多いのですが、ソルボンヌ大学の良い所は学費の安さと、入学条件も難しくなく、合格率が高いことです。
ちょっと頑張れば入れてしまう敷居の低さから、毎年ランキング上位にあがる学校です。
おフランスの空気を感じたい人は、まさに早いもの勝ちの学校なのです。
授業の様子や、クラスメートのプロフィール
パリのソルボンヌを目指している人にとって、気になるのが授業の内容と日本人がどのくらいいるのか…という基本的なことだと思います。
授業は茶色い机が並んだ、家庭的な雰囲気の教室でおこなわれます。
日本の大学の講義をイメージしていると「え?こんなに教室が狭いの?」と思ってしまうくらい。
クラスメートは20名~30名くらいで、授業内容によってクラスが変わるので多少前後します。
授業は先生が前に立って指導するスタイル。
日本のように黒板やホワイトボードがあるわけでもなく、ネットでつないだ電子の画面があるのみです。
先生はフランス人で日本人は私を含めて3人程度でした。
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必要な語学力、宿題の量、成績の評価方法
留学するときに知りたいのは「どのくらい語学力があれば、授業についていけるのか」ということだと思います。
私の場合フランス語と英語は日常会話程度。難しい言葉になると、辞書をひかないと分からないレベルです。
ソルボンヌ大学では授業の内容は、基本的にはフランス語です。
ただ外国人の生徒たちは英語で先生とコミュニケーションを取っているときもありました。
ただ最初に選抜試験があり、レベル別にある程度クラス分けされるので、それほど語学力の心配はいらないと思います。
宿題はありませんが、みずから勉強しないと付いていけないレベル。
私は学校が終わったあと、内容についていけない日はプラス2時間くらい自主勉強していました。
気になる評価方法ですが、週に1度だいたい金曜日にテストがおこなわれ、そのテストをもとに成績が付けられます。
学校・プログラムの良かった点、良くなかった点を教えてください。
パリの中心部にあるソルボンヌ大学、清潔で明るい雰囲気のキャンパスは男性よりも女性向けかもしれません。
プログラム全体を通しては、私の評価はマル。
生徒の自主性を尊重してくれる気風があり、自分が学びたいと思えばどんどん上を目指せる学校です。
ただ宿題の量などは少なく、こっちが質問しないと細かく答えてくれない先生もいるため、すべては自分しだい。
受け身の態度でいると、まったく学ぶチャンスが得られないまま、帰国の日を迎えてしまう可能性もあります。
留学日をムダにしないためにも「何を学びたいのか」目的意識をはっきり持つことが大切だと思いました。
ただ日本ではめったに得られないチャンスを、確実にゲットできる海外留学。
ほんの少しの時間でしたが、思いきって外に出てみて良かったと思っています。
留学に必要な家賃と生活費はどれくらい?
パリに留学をする際に、気になるのが必要な生活費。パリは物価が高いですが、毎月どれぐらいの予算で生活をしているのか?
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