オーストリア(ウィーン)大学留学

オーストリアの大学留学

オーストリア留学体験談:ウィーン国立音楽大学・Universität für Musik und darstellende Kunst Wien

2018年2月21日


大学留学された方の体験談をご紹介しています!

ウィーン国立音楽大学の留学在学期間、プログラムについて

わたしが留学していた都市は、オーストリアの首都ウィーンという街です。通っていた大学の名前はウィーン国立音楽大学という学校です。わたしが在学していた期間は2008年からの6年間でした。そのうち学部を4年間、大学院を2年間をウィーン国立音楽大学で過ごしました。在学した学部は音楽学部で、専攻は器楽学科です。

大学の特徴と留学先として選んだ理由

ウィーン国立音楽大学は、音楽と演劇など芸術を勉強する学生にとっては最高峰の大学です。2017年の「世界の音楽大学ランキング」でニューヨークの「ジュリアード音楽院」に次いで2位に輝いた大学であり、教授にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の楽団員が多くいます。学校の特徴としては、生徒が多国籍であること。地元のオーストリア人も多くいますが、ヨーロッパやアジア、アメリカなど世界中から学生たちが集まってきています。学費はなんと無料でした。半年で1500円程度の手数料のみしか払いませんでした。

授業の様子や、クラスメートのプロフィール

授業にはさまざまなタイプのものがありました。日本の大学の講義のように、教授の話をクラスで聞いて勉強するものもありますし、ゼミのように少人数で意見交換する授業もあります。音楽大学ということもあり、先生と一対一での実技のレッスンやオーケストラの授業もあります。日本の大学に比べると大分自由度が高いような気がします。もちろんテストの点が悪かったり出席日数が足りなければ進級することはできませんが、実力があればどんどん先に進めるシステムでした。わたしが通っていた当時は、日本人の数はそこまで多くありませんでした。

必要な語学力、宿題の量、成績の評価方法

ウィーン国立音楽大学の授業は、全てドイツ語で行われます。ウィーンの大学に留学するためには、決められた語学力を持っていることが条件となります。B1というドイツ語中級程度の証明を持っているか、入学試験と合わせてその能力を証明しないと入学が認められないのです。その資格を取ること自体はそう大変ではありませんが、実際授業を受けるとなるとなかなか苦労することも多いです。成績の評価方法は、出席日数、テストの内容、レポートの内容などで日本とほとんど同じだと思います。

学校・プログラムの良かった点、良くなかった点を教えてください。

ウィーン国立音楽大学のプログラムで良かった点は、日本の音楽大学のように「ソリストのみを育てる」ことに集中するのではなく、生徒のさまざまな将来性をカバーしようとする授業が存在していることです。17世紀以前の古い音楽から現代の音楽まで、実際の楽器を使用して受けられるレッスンや、オーケストラ奏者になりたい人には、そのための専門ワークショップが存在します。良くなかった点は、日本人が得意とする聴音などの分野がヨーロッパ人は苦手なのか、授業が簡単すぎることです。学校には大満足で、才能ある若い音楽家にはお勧めしたい学校です。

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