アムステルダムに移住することが近年のトレンドに?
オランダのアムステルダムは欧州の中でもとても人気のある移住先となっています。高い教育水準と医療、世界一と言われる年金制度、
そして午後5時に終わるワークライフバランス、フレキシブルな雇用制度(パートタイムでもフルタイムと同じ身分で、週に何日働くか決められる)など、日本からするととても羨ましい国家制度が整っています。
特に下記の3点からアムステルダムへ移住を希望される方が増えています。
- 日本人学校・補習校、日本語の塾などもあり、駐在の方にとっても安心して滞在できること
- オランダは起業ビザが取りやすいこと。フリーランスの方も、日本からオランダにいきなり移住する。ということも比較的簡単にできることから、近年移住される日本人の方が多くなっています。(オランダは日蘭条約により、日本人へのビザ発給を優遇しています)
- 英語で問題なく過ごせる環境で、外国人にもオープンな国民性・親日家も多いこと。こちらの記事では、アムステルダムの地区や治安についてご紹介いたします。
他にもアムステルダム大学の留学体験談・授業・学生寮の様子の記事や、生活費の記事もありますので、そちらも参考になさってください。
アムステルダムの街とアクセス
オランダ・アムステルダムは世界遺産都市として知られており、世界各国から毎年多くの留学生、駐在員が移住してきています。
街全体が世界遺産なので、歴史ある街並みがあり、運河が流れるアムステルダムは住んでいてとても豊な気持ちになります。
花の栽培が盛んな一面もあり、季節により街中では色とりどりの開花を楽しめ、運河が調和した街並みを背景にフォトジェニックな撮影スポットがたくさんあります。
なお、アムステルダムの玄関口であるスキポール空港は国際空港としてのアクセスが大変便利で、日本から直行便が運行されていることも魅力ですし、
ドイツ、ベルギー、フランスなど隣国へのアクセスも鉄道で2-3時間です。
アムステルダムの地区について
アムステルダムは国際貿易として栄えてきた背景から、たくさんの移民を受け入れているため、街の観光案内などは英語で行われます。
ヨーロッパへ進出している日系企業は5000社以上あると言われており、日系スーパーやレストランがあるのも長期滞在者にとってはメリットです。
在蘭日本人が多く住むアムステルフェーン地区はアムステルダムからトラムやバスで30分程度の住宅街に位置しており、仕事や留学で滞在する日本人にとっては安心できる地域です。滞在費が高いアムステルダムは物価が高く、無駄なものがない雰囲気があります。
アムステルダム中心街地区は観光地化が進んでいますが、至るとことに自転車優先の歩道や信号、駐車場などあります。
日本とは異なり、車や歩行者優先ではなく、自転車優先のため、町歩きには注意が必要なこともあります。
アムステルダムの主な地区はこちらです。
アムステルダム中心
アムステルダム中心にあるヨルダン地区:(Jordan地区) は、恐らくアムステルダムで一番人気のあるエリアです。家賃は高くアパートもとても希少です。
かわいいカフェやレストランも運河沿いに立ち並び、日曜日にはアンティークの蚤の市が北教会にマーケットであります。
他にも土曜日はオーガニックの食品のマーケットになります。
アムステルダムの南部エリア
南部のエリアは、以下のような地区で構成されています。
Oud Zuidはアムステルダム南部の古いエリアで、典型的な学生エリアではなく、裕福で一般的に静かな地区です。市内中心部からは5-10分です。
De Pijpは以前は比較的物価の安い地域でしたが、最近ではトレンディで高級化してきています。このエリアには学生が多く住んでおり、中心部から5-10分の距離にあります。
Nieuw Zuid (New South)は裕福で静かな地域で、中心部から10-20分です。
Buitenveldertは中心部から20~30分です。もう一つのアムステルダム大学、VUはここにあります。
アムステルダムの西部のエリア
西部は以下のような地区に分かれています。
Oud-West(Old West)は中価格帯の地区です。こちらに学生が多く住んでいます。中心部から5-10分です。
Bos en Lommerは手頃な価格の部屋を見つけるには良い場所です。センターから15-20分です。
Overtoomseveldはミックスエリアで、中心部から15-20分です。
Slotervaartは静かな地区です。中心部からは30分です。
アムステルダムの東部のエリア
・オールドイーストと言われるエリア(Amstredam OOST)は、学生生活が充実しているアクセスの良い地区です。アムステルダム大学にも近いので、便利です。
中心部から5-10分の距離にあり、以下のような地区で構成されています。
・Watergraafsmeerは「オールドイースト」の南側に位置しています。静かな中流階級の地区で、中心部から20分ほどの距離にあります。
アムステルダム大学の理学部があるアムステルダム・サイエンス・パークがあります。(鉄道駅があります)
・Zeeburgは東部地区の一部であり、湖の隣に位置しています。
イースタンハーバーはかつてアムステルダムの港として使われていた場所で、中心部から15~20分ほどの比較的新しい地区です。
アムステルダム郊外のおすすめは?
他には、アムステルダムの家賃は高いので、アムステルダム郊外に居住し、仕事でアムステルダムに通勤をするという方も多いです。
おすすめの郊外はいくつかあります。
- アムステルフェーンは日本人の駐在員がとても多く住んでいる郊外です。ただ、車などもあった方がよいので、学生の方には向きません。
- 車で20分です。電車も通っています。(その場合は45分ほどかかります)
- ハーレムという小都市(アムステルダム郊外の古都です)はおすすめです。美しい街並みのある、落ち着いた雰囲気ですし、家賃も安くなります。
電車でアムステルダムまで20-25分ほどで着きます。
このようにアムステルダム近郊から電車での移動・アクセスが良いので、アムステルダム市内に拘らなくても良いという特徴があります。
アムステルダムの治安・避けた方が良い地区は?
美しい街並みとはうって変わって、開放的なオランダならでは治安の危険性がある地区も存在します。
アムステルダム中央駅は人の行き来が盛んで交通渋滞も頻繁に起こるため、市内の治安ではもっとも危ない地区に指定されており、
移動の際の手荷物や車やトラム、自転車などの接触には気をつけなければいけません。
また、合法になっている麻薬を摂取している人や過剰に酔った人など特に夜のレッドライトエリアや人の通りが少なく、薄暗い道は避けた方が無難です。
地域差は若干ありますが、観光客が多く訪れる名所の治安は監視カメラが設置されています。
他に避けた方が良い地区は、所謂、飾り窓地区(de Wallenのエリア)です。オランダでは売春は合法となっていますので、夜になると赤いライトのもと、下着姿の女性が出てきます。
ただ、日中は実は意外と治安は悪くなく、観光客も普通に歩いています。
夜は雰囲気が全く異なりますので、この辺りは通らないようにしましょう。
そして、特にカップルや家族の方は、この地区でホテルを取らないようにしましょう(苦笑)
アムステルダムのおすすめスポット
世界遺産都市アムステルダムの過ごし方でもっとも人気があるのはミュージアム巡りです。
市内の至る所に世界的に有名な貯蔵を保管しているミュージアムや中小規模でも個性的なミュージアムも余暇があれば、是非訪れる価値があります。
アムステルダムの日本食材店・アジア食材店
日本人が多く住んでいるアムステルフェーンには日本の居酒屋さんや日本食材を扱うスーパーがあります。
また、アムステルダム市内には小規模は中華街があるので、観光がてら立ち寄れるアジア食材を主に扱っているスーパーで日本食材を調達することができます。
アムステルダムに大学留学した際の生活費は?
アムステルダムに留学をした際に、気になるのが必要な生活費。アムステルダムは物価が高いですが、毎月どれぐらいの予算で生活をしているのか?
一人の場合、カップルの場合、など現在滞在中の方にお答えいただきました。
アムステルダム大学の体験談・授業、学生寮の様子は?
アムステルダムに大学留学をお考えの方は、こちらの記事をご覧ください。アムステルダム大学は欧州でもトップクラスの知名度・レベルを誇る大学で、とても有名です。
オランダに留学をされる方は、はじめに思い浮かぶ大学ではないでしょうか。
オランダのコロナウィルスの大学留学への影響は?
オランダに2020年に留学した方にコロナの大学留学への影響、大学はオンラインになっているか?感染対策はどうか?
空港の様子はどうだったかなどを伺いました。こちらをご覧ください。
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