ミラノの街とアクセス、季節
ミラノは、イタリア北部にあり、首都ローマに次ぐイタリア第2の都市になります。
ヨーロッパサッカーで有名なACミランの本拠地であり、グッチやフェラガモといった高級ブランドの発祥の街でもあります。
ハムなど食材も豊富で星つきのレストランがたくさんあります。
街の規模は、市内を走る地下鉄を利用すれば、端から端まで約1時間弱で到達できる広さになります。
首都のローマからは特急を利用して、約4時間半かかります。
気候に関しては、夏は気温が日本の東京と同じくらいになりますが、湿度が低いため、気温程熱く感じず、冬は割と湿度が高めなので、気温程寒く感じないのが特徴です。
ミラノの地区
ミラノには、職人の技が光る個性豊かなお店が立ち並ぶナヴィリオ地区や中心部であるドゥオモ、市内のターミナル駅に該当するミラノ中央駅付近といった地区があります。
ナヴィリオ地区は、雑貨や衣類、アンティーク等の商品を扱う昔ながらのお店が多く点在し、日本で言う下町エリアに該当します。
ドゥオモ周辺は、美術館や博物館、ブランドショップが立ち並んでおり、ショッピングを楽しむ観光客で溢れかえっています。
ミラノ中央駅付近は、五つ星を獲得した高級ホテルや日本食レストランが数多く点在する場所になっており、様々な人種の人たちで賑わっています。
夜になると、駅周辺の街灯は明るいものの、駅前で数人のグループになって座り込んでいる若者たちが多く見受けられ、少しばかり物騒な雰囲気が漂っているといった感じです。そのため、在伊日本人の方たちは、住宅が比較的多いナヴィリオ地区やドゥオモ南部の地域に住んでいることが多いようです。
これらに共通することは、下町情緒を残したエリアなので、日々の買い物がしやすく、長年住みやすいことに繋がっているようです。
特に美しいのはナヴィリオ地区で、運河沿いにアンティークショップや古本屋、軽く飲めるダイニングバーなどが並ぶ雰囲気のあるところです。週末に大規模な骨董市が開かれたり、運河にランタンが吊るされたりして賑わいます。一方、ドゥオモ周辺のヴィットーリオ・エマヌエーレ2世通りを中心とする地区にはブランドショップが立ち並び、いかにもモードの中心地という雰囲気が漂っています。
ミラノの治安
ミラノ全体で治安を評価するとそこまで良いとは言えません。なぜなら、ミラノ中央駅付近やブランドショップが立ち並ぶドゥオモ周辺といった人ごみで溢れかえっている地区では、リュックやカバンを持って街歩き等をしていると、観光客を装ってさりげなく近づいてきて、サッと中身を引き抜いてしまうスリがあるからです。
しかし、イタリアどこに行ってもそのような感じなので、ミラノに限ったことではありませんが。
そのため、駅周辺エリアやドゥオモ周辺地域は危ない地区として、列挙されると思います。
治安の良い地区とされているのは、ミラノの西側とDe Angeli / Wagner周辺(この辺りは日本人の駐在系の方が多いです)、もしくはPorta Veneziaの南も高級住宅地です。
観光客の集まる場所で気を付けていれば、特段問題なく生活できると思います。
おすすめスポット
おすすめの過ごし方は、ショッピングを楽しむことです。イタリア発祥の有名ブランドが数多く点在する街は、ミラノ以外で考えても少ないと思いますので、実際に買わなくても、ウィンドゥショッピングをするだけで、十分楽しめます。また、アートに興味がある方であれば、かの有名な「最後の晩餐」が置かれているサンタ・マリア・デッレ・グラティエ教会を巡るのも感動を覚え、気分転換にもなると思うので、余暇にはこうした美術館巡りをおすすめします。
他には夕方のナヴィリオ地区に行くとハッピーアワーをやっていて、1000円ほどでドリンクとビュッフェが楽しめるのでおすすめです。知り合った人とちょっとごはんでもという時にも便利でした。休む時は小さい教会にふらっと入ってみると静かに過ごせます。地下鉄はわりと遅くまで走っているので、その範囲なら複数人でいれば夜も大丈夫だと思います。
日本食材店・アジア食材店
醤油くらいなら、割高ですが普通のスーパーでどこでも売っています。日本料理屋もわりとおいしいですしラーメン屋もあります。またミラノにはチャイナタウンがあり、ほとんどの日本食材がそこで手に入ります。私は定期的にKathayというお店に行ってまとめ買いしていました。
渡航前に知っておいたほうが良いこと
ACミランが地元チームであることから、サッカー熱が本当に熱いと感じました。
広場のあちらこちらで、子どもたちがサッカーボールを蹴り合っていたのを思い出します。
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