ドイツ・ベルリン統一後の2001年に、シャルロッテンブルク地区と、ヴィルマースドルフ地区は一つになりました。シャルロッテンブルク地区は、宮殿などがあり、高級住宅地の1つです。そんなところですから比較的治安も良く、駅の近くには、たくさんのお店もあります。実際に生活していくためのガイドです。
ドイツ・ベルリン:ヴィルマースドルフ(Wilmarsdorf)地区の概要
ドイツは1990年に東西が統一されました。それまで、ベルリンは東ドイツの東ベルリン、東ドイツの中に壁で囲われて隔離されていた西ドイツの 西ベルリンと、2つのベルリンがありました。東西ドイツ統一後は再び1つの街になり、ドイツの首都となりました。ヴィルマースドルフは、その旧西ベルリン地区にあり、中産階級の多く住む、比較的治安 の良い住宅地区です。また、旧西ベルリン地区の銀座ともいえるクーアフルステンダム、ベルリン芸術大 学、ベルリンドイツオペラなど、文化や商業の中心地でもあります。
[banner-germany-city]
日本人は多く住んでいる地区かどうか?どのような方におすすめか?
ベルリンは、ヨーロッパの大都市の中でも、比較的日本人が少ないところですので、どこに行っても日本人にしょっちゅう会うわけではありません。ヴィルマースドルフでもそうです。この地区の商店街などに行っても、ツーリストを除いて日本人に合うということが稀です。また、中産階級の住宅街ですので、治安は比較的良く、主要な駅もあります。刺激的な街と言うよりは、落ち着いた地区なので、若い人よりも比較的中年層以上の人が多く見受けられます。
ベルリン:ヴィルマースドルフ(Wilmarsdorf)地区は便利な場所か? 交通機関、所要時間について
ベルリンは、鉄道、地下鉄、バスなどがとても発達しているので、どこにいても比較的移動が便利です。 東京の山手線と中央線のように、周辺を回る路線と、東西を結ぶ電車があります。 ヴィルマースドルフの北側に近い地区であれば、電車の交通の主要駅である、Zoologischer Garten動物園駅、Berlin Haupubahnhof中央駅、Friedrichstraßeフリードリヒシュトラーセ駅など、10分から20分で着くことができるかもしれません。南側であっても、山手線タイプの駅などにはバスや、電車1本などですぐにつくことができます。山手線といっても、横に長方形な周回路線の直径は一番長いところでも15キロほどです。
ベルリン:ヴィルマースドルフ(Wilmarsdorf)地区の治安
ベルリン全体は比較的治安が安定しているといえますが、地区によっては、夜になったらあまり行かない方がいいところもあります。しかし、ヴィルマースドルフは最も治安の良い地区の1つと言えるかもしれません。大通りを1本、住宅地に入れば電車や車の音が聞こえず、朝になると鳥のさえずりが多く聞こえるようなところです。


ヴィルマースドルファーシュトラーセ(Wilmersdorfer Straße)
ちょうど山手線と中央線のような電車の交差駅、ヴェストクロイツ駅(Westkreuz)から中央線で中心よりに1つ行ったところの駅です。この駅には、町並みの揃った美しい商店街や、ショッピングモールがあり、ゆっくり買い物することができます。
クーアフュルステンダム(Kurfürstendamm)
旧西ベルリンの銀座のような通りで、東西にわたっておしゃれなカフェや、高級ブティック店などがが並んでいます。片側2車線、または3車線の道路ですが、中央分離帯の所は美しい並木道になっています。歩道も広く、ゆっくりウインドーショッピングをしながら散歩ができます。
ベルリン動物園駅(Zoologischer Garten)
中央駅ができるまで、ベルリン動物園駅(Zoologischer Garten)は、ベルリンの西側のターミナル駅(末端に位置する鉄道駅)でした。今も多くの乗客が毎日乗り降りしています。駅の近くには、ちょうど良い大きさのデパートや、ベルリンでも有名なカレーソーセージの屋台などがあります。クヌートという白クマがいたのはこのすぐ近くにある動物園でした。
ヴィルマースドルフ(Wilmarsdorf)地区の主な商店街・買い物スポットは?
ヴィルマースドルファーシュトラーセ駅(Wilmersdorfstraße)の近くの商店街は、綺麗で、ツーリストもあまり来ないところなので、ゆっくり買い物ができます。ベルリン動物園駅(Zoologischer Garten)の近くには、デパートのようなものがあり、そのまま東側にクーアフュルステンダム(Kurfürstendamm)を歩いていけば、ヨーロッパで最も大きなデパートにたどり着くことができます。その近くには、ユニクロや、衣料品だけを得る建物などもあります。もちろん高いものを買おうと思えばクーアフュルステンダムで何でも揃うでしょう。
スーパー・食材を買うのに便利な場所と様子
ドイツにコンビニエンスストアはありませんから、深夜の買い物はできません。どうしてもと言うときには、ガソリンスタンドに本当に小さなショップが併設されています。または、大きな駅には遅くまで買い物ができるところがあります。大概スーパーは、平日は8時、または10時位まで営業していますが、土曜 の夕方夜、日曜日は大概営業していません。他の店も同様です。また、祝日もスーパーはほとんどが休みです。スーパーマーケットはよほど辺鄙なところでない限り、どこでも歩いて1キロぐらいのところにたくさんあります。日本の駅近くにある商店街のようなものはあまりありません。
日本食材が買える場所は?
ちょっと大きめのスーパーマーケットなら、出前一丁や、お醤油などは手に入ります。カールシュタット(Karstadt)というベルリンに何軒かある小規模のデパートの食料品売り場に行けば、もう少し他のものが手に入ることもあります。また、ヴィッテンベルクプラッツ(Wittenbergplatz)という駅近くのKaDeWeは、ヨーロッパで1番大きなデパートです。そこにもいくつか置いてあります。「栄利」と言う、アジアショップが何件かあります。なんと読むのか分かりませんが、そこでは中華食材や、日本のマヨネーズ、納豆、その他大概のものは手に入ります。他にも街の中には小さなアジアショップは結構あります。
日用品・電化製品を買うのに便利な場所と様子
電化製品等は、動物園駅(Zoologischer Garten)近くにSaturnという大きな電気のデパートがあります。こちらもチェーン展開しているので、他の地区にもあります。スーパーマーケットで日用品が足りなければ、カールシュタットKarstadtや、ポツダマープラッツPotsdamerplatz駅近くにあるアルカーデンArcaden(3階まである屋根のある商店街のようなもの)に行ってみても良いかもしれません。
その他に行くと良いところ・おすすめ
フリードリッヒシュトラーセ駅(Friedrichstraße)の近くにあるDussmannでは様々な種類のCDやビデオ、本、楽譜などが売っています。カルチャーのデパートのようなものです。このあたりの治安はそれほど悪い、とは言えませんが スリに注意してください。またRiedelと言う老舗の店さんもあります。ここは、動物園駅からバスで2つほど先です。日本の店と違い、店内に置いてある楽譜はそれほど多くありません。どのような楽譜が欲しいかを言って、店員さんに出してもらう方式です。
[apt_map_berlin]
ベルリンに大学・語学留学をされる予定の方は、こちらのリンクをご覧ください
ベルリンの地区・治安情報
ベルリンの生活費について
ベルリンの大学の体験談
ベルリンの語学学校の体験談
ベルリンの語学留学ビザ
ベルリンの大学留学・ランキングの記事
ベルリンの音楽留学の記事
ベルリンのフリーランスの記事
ベルリンのワーキングホリデーの記事
ベルリンの家賃相場について
ベルリンの賃貸アパート・お部屋はこちら

=★=☆=★=☆=★=☆=★=☆=★=☆=★=☆=★=
ヨーロッパの留学体験談 E-book
留学・移住のきっかけから、留学費用、現地のプログラムは思っていたものだったか?、
後悔していること、アドバイスをするとしたら、などを聞いています。

ご相談・ご質問フォームはこちら
ヨーロッパ留学・移住の疑問点

住居関連のご相談
