フランスに移住するにあたって考えなければならないのが「生活費」ではないでしょうか。
ここでご紹介するのは、フランスに生活した場合にかかる毎月の生活費です。
アパートを賃貸した場合の家賃(家賃はケース別です)
家賃
(ケース1)
地区は6区に住んでいます。 6区は治安が良く、ブティックやレストラン、パン屋、パティスリー、スーパーマーケットが沢山あります。
主に白人しか住んでいませんが、日本人も住んでいる人は見かけます。空港からのアクセスも良いです。 家賃は約2000ユーロです
六階建てのアパートに住んでいます。 間取りは、2LDK(トイレとお風呂は別々、部屋は二部屋、クローゼットは別に付いてます。)です。広さは80平米です。
(ケース2)
観光の中心となる海岸通りに近く、多数の店やランドマークが集まる商業地区にあるアパートで、家賃はおよそ1000ユーロ強です。
広さはおよそ40平米ちょっとといったところで、玄関の扉を開ければそこがもうキッチンというコンパクトさです。
キッチンの先に細長にダイニング兼リビングスペースが続き、同様の広さのベッドルームが一つ。そしてトイレとシャワールームがあります。手狭ながらバルコニーがあり、ちょっとくつろいだり洗濯物を干したりすることはできます。
(ケース3)
パリ郊外で中心地までは電車で約20分程度です。近くの駅までは徒歩5分程度です。家賃は月に750ユーロです。間取りは日本でいうところのワンルームです。25m²の寝室(キッチン付)、ユニットバス(シャワーのみ)、小さなベランダという間取りです。
光熱費等
家賃以外にかかる費用は五千円位です。
電気代と水道代、インターネット代は全て家賃込みの値段なので、詳細は分かりません。
日本より安いのはスマートフォンの通信料です。
freeの会社は50Gで8ユーロ位なので、スマートフォンの通信はストレスなく使い放題です。
食費
カップルでの費用になりますので、シングルの方は食費などは2で割って計算してください。
毎月食費には500ユーロほどかかります。食材は安いので自炊をすれば食費はかなりおさえられます。
アジアンショップで日本食を買ったりと少し高くなりますが、野菜、乳製品、お酒は日本よりかなり安いです。
例えば、ニンジンは一キロ当たり1.7ユーロ位(204円位)なので、日本よりかなり安いと思います。バターは250gramで300円位です。
お酒は、白ワインで最低300円位、シャンパンは1500円位で安いです。
日本より高いのは、カレーのルー(一箱600円)、納豆(1パック400円)冷凍餃子(30個入りで800円)、醤油2リットル(900円)です。
魚も日本よりかなり高いです。
サーモン2切れで、600~1000円します。リヨンは内陸に位置するので、魚がかなり高いです。
外食する際には出費がかなりします。一回の外食(夕食)で一万位します。
昼食でも、一回1000円位はします。パン屋でサンドイッチを買っても500~600円はします。
また、税金が20%かかるので、日本より税金はかなり高いです。
さらに、キッチン用品や、掃除用品、衛生用品も日本より高いです。
光熱費等
水代とインターネットが含まれているのは非常にありがたく、電気代も1万円はかかりません。また、徒歩圏内にスーパーや様々な店が揃っているので、交通費もさほど必要ありません。特定の場所に出かける際にはトラムやバス、メトロを使いますが、どれも片道2ユーロかからず、交通費は日本より安いです。車を持っているなら別途パーキング代などがかかります。
その他にかかる主な費用
交通費・筆記用具
交通費は月に70ユーロの定期券を買っています。これを持っていればパリ全域どこでも行き放題(地下鉄、鉄道問わず)なので、かなり日本より安いと思います。
地下鉄とバスのどちらでも使えるチケットは、140円でどこまでも一時間以内でしたら行くことができます。
尚、学生の方は注意ですが、筆記用具類は日本よりかなり高いです。ノートは一冊400~500円はします。
ペンも20本ぐらいで5000円していたのを見たことがあります。
健康保険料
少なくとも何かしらの保険に入ることになりますが、医療費はとても高いです。少し歯が痛むからといって見てもらうだけでも数千円から1万円近くかかります。一度診察を受けて、薬をもらって終わりではなく、さらにリハビリやセラピーの継続をアドバイスされることも少なくなく、ここでも治療費がかかります。保険に加入していると一度は支払うことになっても、後に一部払い戻しが効きます。
住民税
なお、年間で400ユーロほどの住民税がかかります。また、住宅保険が年間で200ユーロかかります。
ただし、来年度以降から住民税がなくなる予定ですので、こちらはあまり検討しなくても良いと思います。
また、消費税が20%ですので、日本でお買い物をする感覚で買うと、お会計の際に驚きを感じると思います。
国民保険はオプションをつけなければ無料ですし、働いていなければ年金を払う義務もありません。
ユーロエステートのパリ20区の詳しい地区・治安情報
フランス・パリの20地区・治安を徹底解説!ユーロエステートの詳しいフランス・パリの地区・治安サイト:メトロピア
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パリのアパート探しをされる際の参考になりましたら幸いです。
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