私は、2年と半年の間、ドイツのケルンに語学留学の為に滞在しました。
語学学校の選び方、探し方のコツ、留学までの効率の良いステップ、費用面など、語学留学を成功させるために大切なことをお伝えいたします。
私はケルンに留学しましたが、他の都市でも語学留学の考え方は同じだと思いますので、参考にして頂ければと思います。
語学学校の選び方
はじめに、留学する都市としてはベルリンやミュンヘンが人気ですが、なぜ私があえて小都市のケルンを選んだのかを、お伝えいたします。
ケルンは、ドイツの西に位置し、国内では4番目の大きさの都市です。都市の大きさの割に、比較的落ち着いた静かな街です。この都市に選んだ最大の決め手になったのは、日本人の少なさでした。大都市ベルリンなどには日本人留学生も多く、日本人との交流は少なからずあると思います。その際にドイツ語を用いずとも英語や日本語だけで生活できてしまいのではないかと思いました。ケルンは近くに日本人が多く住むデュッセルドルフなどがあり、ケルン自体には日本人は多くいません。実際、ドイツ人との交流がメインで、1か月ほどで日常会話が喋れるようになりました。
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ケルンの語学学校・大学の実際の体験談
どれくらいの期間で語学力の向上を実感できるか
私は、ドイツ語を全く喋ることも書くこともできないスタートでしたので、効果はすぐ感じました。真面目に勉強していれば日常会話レベルであれば1か月ほどで喋ることができると思います。しかし、それ以上に行くためには壁のようなものがあり、それを乗り越えるのに1年ほど要したと思います。
皆さんインターネットで検索されると思いますが、その際に例えば「ケルン 語学学校」と日本語で検索してしまうと、どうしても日本人が多い語学学校が表示されます。そうではなく、できれば英語やドイツ語で「köln language school」などと検索すると、比較的日本人が少ない語学学校を調べることができると思います。ケルンでは、どの学校も日本人は少ないので、やはりおすすめです。
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語学留学までのステップ
日本国内にいるときは、ビザ申請に向けた準備を基本的にしていました。私の時は、「経費負担誓約書」というものを用意しなければいけませんでしたが、今では廃止になっているようです。しかし、ビザ申請の準備はドイツに渡航後ぬに焦らないように、渡航3か月前までに情報をしっかり把握しておくとよいです。そのほかには、金銭面で困らぬよう、アルバイトや向こうで使えるカードなどを準備していました。
6か月前:ドイツ留学を決心する。都市選びと語学学校の種類を確認する。
3か月前:留学先を決定する。滞在先を探し始める。ビザに必要なものをそろえ始める。
1か月前:渡航の準備をする。滞在先への連絡と留学に関わる金銭面の確認。
渡航前に行っておいた方が良かったこと
ビザ(長期滞在許可書)申請に必要な書類をそろえておくことです。必要な書類に関しては、ドイツ大使館のHPに記載してありますので、確認しておきましょう。一つでも書類が不足していると、申請は通りません。また、渡航後の話ですが、申請する場所は、滞在する地区によって異なります。私は、市のやや南に住んでいたため、Bezirksrathaus Rodenkirchenと言う区役所で行いました。時間は基本的に午前中に短い時間しか開いておらず、また、混むことがあるので、朝一番を狙いましょう。特に問題がなければ30分程度で、許可証がもらえます。
これとは別に、住民登録もしなければいけません。住民登録の場所は、中央の区役所でできます。これには予約が必須なので、インターネット上から予約して行います。
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ドイツでの滞在先の確保
なお、アパートやシェアを希望の方は3ヶ月前には探し始めましょう。ケルンも最近は人気が出てきているのか、決まっている物件が多く本当に大変と聞きます。
渡航後に行うことになること
向こうでの銀行口座の開設をみなさんほとんど行うことになると思います。deutsche post bankは審査が厳しいです。大学留学などしっかりとした書類があれば問題はないと思います。しかし、語学留学だった私は、審査が通りませんでした。そこで、Sparkasseという銀行で口座を開設しました。Sparkasseは審査があまり厳しくありません。しかし、ドイツ内にどこでも存在する大手銀行の一つです。そのためATMなども比較的町中に多く存在するので、生活するうえでは非常に便利でした。
語学留学に掛かった主な費用
ケルンでは、家賃を含めて月々1000€ぐらいで生活することを想定していました。その当時では日本円で13万円ぐらいだったと思います。実際には、家賃は、ルームシェアやホストファミリーにお世話になっていたときは、300€、その他食費などは、300€で、合計が600€で不自由なく生活できたと思います。貯金は150万円程度あれば、1年間滞在する分には問題ないと思います、
語学留学をするにあたり注意すべきこと
ケルンでもそうですが、他の都市でも、留学において大切なことは、電車の乗り方や、バスの乗り方などしっかり把握することです。ケルンでは打刻機にチケットを通さないといけいないのですが、それを忘れてしまうと、schwarzfahrenといって、無賃乗車扱いになることがあるので注意が必要です。バスでは、わからない場合は運転手にしっかり聞きましょう。


渡航前に想定していたことと異なっていた点
特にありませんでした。郷に入っては郷に従えという精神が大切だと思います。
住居を探すタイミング、業者を通して探すメリット
渡航前に必ず押さえておく方が良いと思います。しばらくホテルに滞在して探す方法もありますが、見つからなかった場合費用がかさんでしまうので、おすすめできません。物件は決まるのが本当に早いので業者さんに自分の予算と条件を早めに伝えておいた方がよいです。
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