オーストリアにドイツ語の語学留学を検討している方に、語学留学された方の体験談をご紹介します。
オーストリアの語学学校も、ウィーン大学主催のものや、市の語学学校など様々です。
今回の記事では、どのような理由からウィーンの語学学校を決めたのかをお答えいただきました。
他にもウィーン国立音楽大学や、ウィーンの生活費の記事もありますので、参考になさってください。
留学先のウィーン語学学校(ikiドイツ語コース)と時期
2012年、ウィーンの語学学校(ドイツ語)「IKI」にて、B1.1から始めてB2.2まで、通算半年程度通いました。クラスは基本的に月曜から金曜の午前中、3時間でした。
一つのコースは1か月で終了し、次の月には一つ上のクラスに進むことも、同じクラスにとどまることも可能です。レベルチェックテストもありますが、基本的に好きなクラスを選べます。


そのドイツ語学学校を選んだ理由は?
先生たちやスタッフ、クラスの雰囲気の良さが圧倒的な決め手でした。他にウィーン大学主催のものや、Volks hoch schuleの語学学校を検討しましたが、お値段相応なのか、あまり親切な印象ではありませんでした。
生徒さんも、東欧や中東系の出稼ぎ労働者の奥様などが多く、日本人の留学生にとっては少し違和感のあるものでした。はじめての土地で不安もあり、友達をたくさん作りたかったので、
少し高めでも日本人留学生が多く明るい雰囲気のIKIを選びました。とても楽しい学習環境です。申し込みはエージェントは利用せず、個人で直接行いました。
授業の様子、授業方法、クラスメートは?
1クラスは20人程度で、授業は話す練習が中心です。まず自己紹介やそれぞれ最近あったことなどを話し合うところから始まるのですが、先生が話を広げてくれたり、間違いを訂正しながら会話を盛り上げてくれたのでとても楽しく話しやすかったです。小さな丸テーブルが複数ある教室なので話しやすく雰囲気もいいです。生徒はクラスによって様々ですが、日本人、韓国人を中心とする音楽留学生が一番多かったように思います。ご主人の転勤で在住している奥様が多かったと思います。友達を作りたいという気持ちで来ている方が多いので、クラスの後にランチに行ったり、家を行き来したりする友達がすぐにできました。
語学レベルはどのように変わりましたか?
毎日集中的に三時間会話学習するクラスだったので、語学力の向上はめざましかったです。午後は自由時間になりますが、ドイツ語で友達と会話したり、自分でカフェで勉強する時間に充てていました。宿題は少ししか出ません。それだけをするのではもったいないので、自分で話したいことを考えて「明日はこんなことを話そう」とか「こういう時、なんていうのかな?」といった質問を考えておいて、先生に話すのがおすすめです。クラスは自由にたくさん話させてくれる雰囲気なので、教科書にとらわれず積極的に言葉を使っていく姿勢が上達の秘訣だと思います。
学校はおすすめできますか?もしまた留学するとしたら次はどのような学校に行きたいですか。
大変満足しています。先生たちがとても楽しくクラスを盛り上げてくれる方ばかりで素晴らしいと思いました。授業料が他の語学学校に比べると割高だと思いますが、価格に見合った質でしたので大満足です。個人的な印象ですが、ウィーンは初対面の外国人(特にアジア人)に冷たい人が結構います。保守的な考えの人が多いのかもしれません。それでもIKIは外国人を受け入れてくれる雰囲気だったのがとても印象的で、初めて通う語学学校がIKIで本当に良かったと思っています。
ウィーンの生活費は?
ウィーンに移住される際に、気になるのは生活費だと思います。こちらで食費や光熱費などについてを書きましたので、ご覧ください。
ウィーンの家賃相場は?
一番大きいのが家賃です。こちらの記事でウィーンの家賃相場について解説していますので、ご覧ください。
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ウィーンに大学・語学留学・音楽留学をされる予定の方は、こちらのリンクをご覧ください
ウィーンの地区・治安情報
ウィーンの生活費について
ウィーンの語学学校・大学の体験談
ウィーンの大学留学へのコロナの影響は?
ウィーンの音楽留学について
こちらはドイツの音楽留学になりますが、オーストリアへの音楽留学にも参考になると思います。
ウィーンの家賃相場について
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