私は語学留学のため、1年間フランスに滞在していました。最初の1か月は語学学校の用意する寮に滞在していましたが、すべて用意されている環境に退屈さを覚えルームシェアを探す事にしました。結論から言いますと、ルームシェアをして良かったです。もちろん自分で探す事は大変ですし、生活の質が寮生活より確実に良くなるとは限りませんがせっかくの海外生活なので挑戦してみる価値はあります。私の体験談がルームシェアを考えている人の後押しになればと思います。
お部屋選びは生活環境の確認から
まず私は部屋探しをするにあたって、立地にこだわりました。やはり海外での生活という事で治安に懸念があったからです。日本でも同じですが、家賃の安いエリアの治安は高級なエリアに比べると良くありません。安いエリアの路上にはゴミがたくさん捨てられていますし、日中でも少し不穏な雰囲気が漂っています。そのため、安全が第一という事で少し値段が高くなっても治安の良い場所に絞って部屋を探しました。
また私は日本での通勤ラッシュに嫌気が差していたため、学校から徒歩で15分圏内の物件を希望していました。これは本当におすすめです。朝から嫌な思いをする事なく、優雅に通勤できる事はQOLの向上に繋がりますし勉強にも集中して取り組む事が出来ます。


ルームメイトの生活スタイルは?
私は学生の集まるルームシェアに住む事にしました。内訳としてはフランス人大学生、アメリカ人・台湾人留学生と私の4人です。全員が学生で午前のクラスがあったため起きる時間はみんな一緒でした。フランス人は講義とアルバイトが忙しく基本的に日中は家にいませんでした。アメリカ人もほぼ毎日学校の後は友人と遊びに行くため家にはいませんでした。台湾人は学校がおわるとすぐ帰宅し、リビングでテレビを見ている事が多かったです。
そして夕食は各自バラバラに準備をはじめ、リビングで話しながら食べていました。平日は次の日の午前のクラスに備えて0時には全員が部屋に帰り、週末は友人の家でパーティーしたり街に遊びに出かけていました。
生活のルールはどのようなものがあるか
私達の家にはハウスルールがあり、リビングに貼られていました。基本的にはシェアメイトに迷惑をかけないための基本的な内容ですが、食器のルールに関しては私は少し苦労しました。私達は食器や調理器具をすべてシェアしていた為、使ったものはすぐに洗ってかたずけるというルールがありました。そのため料理が完成してもすべてを片付けるまでは食事を始める事ができず、料理を暖かいうちに食べたい私にとっては強敵でした。
一度どうしても我慢できず片付ける前に食事を始めた事がありましたが、結局シェアメイトが料理をしたいという事で中断して洗い物をするはめになりました。もちろん料理は冷め、美味しくなくなっていました。それ以来料理と片づけを並行して進めるスキルを身につけられたのでいい経験だったと思います。
ルームメイトの人数と部屋の広さ・間取り
私達のルームメイトは合計で4名のシェアでした。部屋はそこまで広くはありませんが、机とベットがあるいたってシンプルなインテリアでした。 しかし生活するのには十分な設備で困った事は特にありませんでした。私達は基本的にリビングでテレビを見たり会話をして楽しんでいたため、宿題をして寝る事さえできれば何の問題もありませんでした。クローゼットは右と左で分け共有で使用していました。
私は特に細かい事は気にならないため大丈夫でしたが、神経質な人は安くで売っているボックスなどを使用すれば共有でもそこまで気にせず生活を送れると思います。
理想的な人数は2-3名、間取りは2DK〜2LDK
私は滞在期間を通して住んだのはここだけなので、他と比較する事はできませんでしたが非常に良いバランスだったと思います。私の強者の友人は安さに惹かれ3LDKに10人で住んでいましたが、夜中まで誰かしらが物音をたて所持品も頻繁に無くなるカオスと言っていました。一方でフランス人と2人で生活していた友人は、生活には問題ないが少し寂しいと言っていました。彼女のシェアメイトは仕事が忙しく、休日も基本的に外出する方で挨拶をする程度だと言っていました。
友人の話から比較すると私の住んでいた2LDK に4人というのは近すぎず遠すぎずで非常にバランスが良かったと思います。4人で食事をしたり映画を見る機会が多くあり、語学力の向上にも繋がったと思います。また個人的には、家具・家電が4人用のサイズである事が多く、その点でも4人は良かったんだと思います。
共有スペースの広さや数(リビング・キッチン・ダイニングスペース・バスルームなど)
私達は全員が部屋に籠るよりリビングに居る事が多くありました。リビングにはL字型にソファーが並んでおりいつもみんなでテレビを見ていました。またダイニングテーブルは4人又は頑張れば6人で使える程度の大きさで、良く一緒に料理をして夕食を取っていました。キッチンは4人で立つと手狭でしたが、混雑時などはコンロを使う人、シンクを使う人に自然と別れ不便を感じる事はありませんでした。
バスルームは2つあり、1つはフランス人・アメリカ人の部屋の中に、もう1つは廊下にありました。廊下にあるためパーティーの際に少し荒れる事がありましたが、その分家賃が少し安くなるので我慢できました。基本的にこれらの共有スペースは全員で分担して掃除当番を決めていました。掃除を忘れている人がいたらグループチャットで注意し合うなどして常に綺麗に保っていました。
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まとめ
私はルームシェアをして良かったと思っています。1人の時間が無くなるデメリットはありますがそれ以上のメリットがあると思います。特に学校外の友人が出来たことはとても大きかったです。どうしても長期留学となると学内でのコミュニティに限られてしまいますが、現地の大学生、別の語学学校の友人がいたことで常に新鮮な気持ちで過ごす事ができました。各自が友人を家に招待してみんなでお酒を飲む事があったので、どんどん新しい友達が出来ました。
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